専業主婦にとってカレンダーの連休は休みではありません。
朝・昼・晩のごはん作りが待っています(準備と片付けも)。
家族の世話もあるよ。
さらに、専業主婦であれば外出して出費を増やしたくないという気持ちもありますよね。
今回は、結婚して10年(共働き5年ののち専業主婦5年目)の私が連休のごはんを乗り切って来た方法を振り返ります。
- ご飯が作りたくない時の連休、他の家庭ではどうしているのか知りたい。
- ご飯を作りたくないけど、連休で外食もなるべくしたくない。
- 連休のごはんを作るのがしんどい時の対処法。
一緒にラクになる方法を考える一助になれば幸いです。
連休中に「ご飯を作りたくない」と感じる理由3つ
まず、連休にご飯を作りたくないと思うのは、数々の経験から普通のことなんだと認識することです。
みんながそうやって葛藤してるし、普通のことなんだと思うだけで少し安心します。
では、なんで連休にご飯をつくるのが嫌なのか考えてみました。
①疲れてご飯を作る余力がない
平日に大変なのは、仕事をしている場合だけではないですよね。
子どもの面倒を見るだけでなく、習い事の送迎、子どもの通院、学校で起こった出来事のフォロー、PTA活動、地域の活動、療育通い、幼稚園の行事参加、ママ友付き合いなどで専業主婦も平日の活動で疲れ切っている場合もあります。
やっと休日だ!と思っても朝昼晩のごはん作り・家事・家族の世話が待っていて、疲れが取れないまま連休に突入、ごはん作りをしなければならない時は「ご飯を作りたくないな…。」と思ってしまいます。
②家族は休んでいるのに、自分は家事しなければならない
連休中は夫や子供が家でくつろいでいたり、ゲームをして遊んでいたり…。
主婦も「自分も家族と一緒にくつろいだりゲームをしたりする時間が欲しい」と思ってしまいます。
せめて、自分がくつろぐ時間は別日に確保するとしても、家族との時間は大切にしたいですよね。
そうなると、せっかくの連休なのにご飯を作りたくない(家事をしたくない)という気持ちになります。
③連休になるとお弁当を作って外出しがち→負担増大
節約のために「連休だから、お弁当を持ってお出かけしよう♪」ということもよくありました。
都心での大型公園は、朝早くから駐車場が埋まるので午前中に出発していました。
そのため、お弁当を朝早くから作成し、公園に着いた頃にはママがグッタリ…。とうこともよくありました。
いま考えても大変なスケジュールだったと思います。
料理を作らない選択肢も。心も体も軽くなった方法5つ
10年間「料理は手作りしなければ」という固定観念があり、なかなか苦しい連休を過ごすこともありました。
しかし「手を抜く」「ラクをする」「連休も家族と楽しむ」「自分を大切にする」ことが充実した日々を積み重ね、良い人生になるといきなり悟りを開いた私。
私が連休の「ご飯を作りたくない」時にしていた方法を5つです。
①外食を楽しむ
食べることが好きだったので、夫に掛け合って連休中は外食を楽しみました。
コツとしては、連休前に事前に夫と楽しく計画することです。
仕事で忙しい夫に代わってコスパの良いお店や夫の好みそうなお店をチョイスしておき、リラックスした時間に提案すると気分よく承諾してもらえました。
②スーパーのお惣菜にする
「これがテレビで話題になっていた」「安売りしていた」「子どもが食べたがっていた」と言い、スーパーのお惣菜を買ってお昼に食べました。
経済的にもお財布に優しく、楽になるいい方法です。
カット野菜も買えば、栄養面の罪悪感もなくなります。
③冷凍食品・レトルトを利用する。
月並みですが、業務スーパーで冷凍食品をストックしたり、スーパーのパスタソースを多用していました。
最初は罪悪感がありましたが、慣れれば子どもも喜ぶし親もラクだしとても良いという事に気付き、しかし頻繁になりすぎないように利用しました。
④ホットプレートを出しっぱなしにしておく
連休中はホットプレートを出しっぱなしにしておき、焼きそば・たこ焼き・お好み焼き・餃子・チャーハンなど
作って食べました。
家族で作って食べても美味しいです。レシピは検索すればたくさん出て来ます。
また、関西(大阪)出身の夫がいると粉物を自ら進んで作ってくれます。
ぜひ率先して作ってもらいましょう。
⑤パン屋のパンにする
パン屋のパンは、1つ100円台で買えるので1人300~400円程度でお腹いっぱいになります。
昔、私の実家は貧乏でしたが、休日のパン屋のパンランチが定番化していました。
ウインナーパン、カレーパンなど子どもが好きなメニューも見つかりやすいですよ。
手抜きご飯に感じる罪悪感とは?その解消方法3つ
連休に「ご飯を作りたくない」がために、料理をしないことを考えると罪悪感を感じることもありました。
その解消法について10年考え、私なりに3つの思考にたどり着きました。
考え①本当にごはん作りは必要か?家族が満足していればOK!
家族が満足していれば、料理をしないことはアリだと思います。
わが家の場合は手作りにこだわって、疲れて、イライラして、その方が家族にとって悪循環になるので無理するのをやめました。
考え②「ちゃんとしなくても大丈夫」無理しないことの大切さ
無理をすると、必ずどこかで反動が来ます。私の場合、必ずそうでした。
無理しないで毎日を乗り切る、自分をコントロールする、要は家事を「うまくやる」ことが主婦には求められています。
それは自分を甘やかすことでも怠慢でもありません。
料理しないことを責める他人は、あなたを、家族を本当に助けてくれる人ですか?
または、自分の価値観に縛られて無理していませんか?
考え③栄養が気になる?簡単にバランスを取るコツ
連休中も可能な範囲で栄養バランスを取ると罪悪感が無くなります。
具体的には1品だけ手作りする、大量に作り置きする、です。
キッチンに立つ時に、多めに野菜を切っておく、出すだけのサラダを買うなどしていました。
私流!具体例|手軽で美味しい簡単ストックレシピ3つ
私が連休に「ご飯を作りたくない」と思った時、楽するために大量に作ってストックしているレシピをご紹介します。
もし、興味があったらぜひ試してみてください。
わが家の子どもも大人も好きなレシピです。
豚汁
栄養満点で、こんにゃくやごうぼうなど普段買う頻度の低い具材も入っているのに、子どもも良く食べるレシピです。
良く作るのは、クックパッドの「プロの味!簡単にして激ウマな豚汁の秘密」です!
ミネストローネ
野菜たっぷり。これとあと1品足せばいい、という安心感があります。味も美味しいです!
良く作るのは、クックパッドの「本格簡単ミネストローネ♪圧力鍋で超簡単!」です。
※圧力鍋使用します。
菜めし
ご飯にまぜておにぎりにすると、簡単に野菜が取れて子どもも良く食べます。
良く作るのがクックパッドの「菜飯」です!
また、これに焼き鮭をまぜておにぎりを作ると超美味です。
連休に料理を作らない日を上手に過ごすためのコツ
連休の「ごはん作りたくない」ために、料理をしないようにするためには事前準備がコツです。
余力があれば頭に入れておくとスキマ時間で、連休の料理が「楽」になるためのアイディアを綴ります。
平日に作り置きをして連休を楽にする
できれば平日に作り置きしておくと楽です。
何品も作っておくのは難しいので、野菜を多めに蒸しておく・切っておく・多めにできたおかずを冷凍しておくと少し連休がラクになります。
連休前日にあたる平日は、予定を入れないようにして心も体も休ませておくのがいいです。
丼や鍋料理で簡単に済ませるアイデアを考えて置く
チキンカツを大量に作って翌日カツ丼にする、カレーを大量に作って、1~2日目はカレー、3日目はカレーうどんにするなど。
簡単に済ませられるレシピを1つでも考えておくと連休中料理しなくていい日が増えます。
家電や便利グッズの導入を検討する
電気圧力鍋や、自動調理機などいま便利家電がぞくぞくと出て来ました。
私も実際に使ってみて、いまのところパナソニックのビストロがお気に入りです。
本当に材料をいれてスイッチを押すだけなので、料理の「楽」になることに直結します。
連休中に急にご飯を作りたくなくなった時に考えるべきことは?
なんとなく乗り切れるかな~と思って臨んだ連休でも、急にごはんを作りたくなくなる時がありますよね。
「急にごはん作りたくない病」になった時にどうするか、考えてみました。
食事作りに疲れたら?パートナーや家族にお願いする
食事作り疲れちゃった~と笑顔で家族に言ってみるのはいかがでしょうか?
夫に余力があった場合、意外と作ってくれたりします。
また、「出来なくなったママ」を見て使命感が湧き、子どもが自炊を試みることもあります。
「夜ご飯は作らない」家庭も増えている。時代背景を知る。
本当かどうかわかりませんが、夕飯を作らないって家庭も増えているというじゃありませんか。
共働きが増えた影響でしょうか。
時代の波に乗って、とにかく嫌な時は料理をしない!というマインドを貫いてみてください。
前述の「料理を作らない選択肢も。心も体も軽くなった方法5つ」を実行すべし!
連休中にご飯を作りたくない時に利用するサービス
お金に余裕があれば、連休中に料理のサービスを利用するのもいですね。
ミールキット、宅配弁当の活用
ヨシケイなどの宅配食材を使うとグッと楽になります。
ヨシケイは、管理栄養士監修のメニューなので栄養面も心配無用ですよ。
お試し価格だと安いので、ここぞというタイミングで使ってみましょう。
「Y*デリ」はお試しできませんが、湯煎かレンジのみでほぼ料理しなくていいのでラクでおすすめです。
時短家電をレンタルする
「気にはなるけど、時短系の調理家電を買うのは高いしハードルが高い」という方は家電のレンタルができます。
私はホットクック7万円を1か月4980円でレンタルしました(送料無料)。
レンタル家電airCloset Mall
送られてきた梱包をほどいて、またレンタル後に送り返すのが面倒くさい…。
と思いますが、最初に荷ほどきする時に段ボールにどう入っていたか写真を撮っておくと返送時にスムーズで意外と楽ですよ。
共働きなら家事代行で作り置きを頼むのも◎
私自身、共働き時代に休日は家事代行サービスを利用していました。
連休は外食してしまうことが多かったので掃除代行をお願いすることが多かったです。
事前に登録しておくと、思い立った時に依頼できるのでスキマ時間に登録しておくと良いですよ。
お財布と心が笑顔になる家事代行サービスCaSy年末の大掃除など、ピンポイントで利用するのも満足度が高かったです。
無理せず楽しい連休を過ごそう
いまの時代、料理をしない日が続いても特段おかしくありません。
自分も含めて家族で笑顔になれる連休が過ごせると良いですよね。
連休は家族で楽しくお出かけしてリフレッシュ♪